2022年1月2日
13歳からわかる!インスタグラムの使い方と集客方法を解説
インスタグラム
インスタグラムを利用している個人アカウントと違って、企業アカウントはフォロワーを増やすのは難しいのは事実ですが、世の中には何万もフォロワーを持つ企業アカウントが存在しているのも間違いない現実です。
2021年現在「積極的に利用したい:38%」「利用したい:44%」と多くの個人ユーザーが企業アカウントに興味を持っています。
このデータからも企業のインスタグラムのアカウントが必ずしもフォロワーを増やすことが難しくないことがわかります。
もしあなたの会社が名前が世の中に知られているような大企業だったり、有名企業のインスタグラムアカウントを運用するなら既に抱えているファン(顧客)がいる場合は人気のある企業インスタグラムアカウントに仲間入りできるかもしれませんが、そんな企業は数%。ほとんどの企業はファンを多少抱えていてもインスタグラムに誘導するまでの影響力がなかったり、全く世の中に認知されていない企業もたくさんあります。
この記事では認知度がまだ世の中にない企業がインスタグラムを運用する上で効率よくフォロワーを増やす4のコツを紹介します。
企業のインスタグラムのアカウントの投稿を見ていると「統一感がない」もしくは「独りよがりの投稿」という内容が多いです。例えば焼肉屋さんが毎日セール情報のみを投稿している場合、どれだけの人がそんなに毎日焼肉のセール情報が見たいでしょうか?このようなフォロワーにとって毎日見る価値がない投稿をしていてはフォロワーは増えません。
焼肉屋を例にするなら、もしこの焼肉屋がダイエットに詳しい亭主が経営してるなら「22時以降食べても太らない焼肉の組み合わせ」や「意外と知られてないサラダとの組み合わせに良い肉」などダイエットに興味があるかつ焼肉好きをターゲットにした投稿内容することでターゲットの属性の人たちからフォローされる可能性は高くなります。
だけど注意しないといけないのが、先程のダイエットに詳しい焼肉屋さんをフォローしてるフォロワーは「焼肉 x ダイエット」に興味があるのでフォローしただけで、仮に旅行の写真や全く関係ない投稿をしてしまうと統一性も無くなりますし、フォロワーも離れていきます。
では、どうすればいいのか?具体的に投稿内容を統一した上で企業のインスタグラム運用担当者がやるべき初めの5つの作業を紹介します。この5つをやってない状態で別のフォロワー増やしを試みても効果はありません。なぜなら、フォローするかしないかを決めるのはプロフィールで決まるからです。だからこそ、投稿内容を統一して、「誰」がフォローするとお得なのか目に見える状態でデザインされてないといけませんのでご注意ください。
例えば先ほどのダイエットに詳しい焼肉屋さんを例にすると今コロナ禍で自宅で過ごす人が増えています。こういった状態になると「宅配サービス」を展開する経営者が多いですが、そこにインスタグラムをうまく活用して誘導する同線を作ることを考える人は少ないです。
もう少し詳しくいうと例えば自宅で過ごす中で今トレンドになっている1つに「筋トレ」があります。筋トレをした後は食べてしまっては意味がないですよね?だけど、僕も筋トレをやっている人間として筋トレした後でも肉が食べたい時があります。そんな時に「ダイエット通の焼肉屋亭主が選ぶ消化率の高い焼肉セット」みたいな宅配サービスを考えて、インスタグラムで実際に調理の仕方を紹介したらどうでしょうか?意外に正しい焼き方知らない人も多いですからね。
後は日本一のダイエット通の焼肉屋亭主が紹介する「ダイエット焼肉」みたいな感じでインスタグラムでダイエットと焼肉を組み合わせた投稿をすることでターゲットにしているフォロワーに「為になる情報」を作ることが出来ます。逆にトレンドでない投稿は見ている人の母数が少ないので特定の企業以外はフォロワーを集めたいならトレンドに沿った投稿を作る必要があります。
トレンドを分析するには「Googleトレンド」を活用して調べる方法が1番簡単です。提供しているサービスに関するキーワードや世の中のトレンドワード(今だとコロナなど)を検索すると関連性のあるキーワードを見つけることが出来ます。
他にもテレビや雑誌のチェック、人気のインスタグラマーが取り上げている内容を調べるなどいろいろありますが、効率化を考えるとGoogleトレンドを使うのは簡単です。
何度も言いますが、投稿内容がしっかり定まってないと100%フォロワーは増えません。
必ず投稿内容の統一をしてから次のステップに進みましょう。
投稿内容が決まったら効果的なハッシュタグを探しましょう。インスタグラムの基本集客は「ハッシュタグ」を投稿に紐づけることで、そのハッシュタグのキーワードを検索した人が一覧から訪れるというのが流れです。
ですが、既に100万以上使われている人気ハッシュタグを使ってもほぼ効果はゼロです。ハッシュタグを付ける際に大切なのは投稿数が1-10万の「見られる可能性が高いちょっと人気のハッシュタグ」を使うことと「投稿内容と関連性があるハッシュタグ」を使うことです。
先ほどの焼肉屋さんを例にすると焼肉の投稿にダイエットだからといって「#ニューヨーク」のような全く関係ないハッシュタグを使うとインスタグラム内での評価が下がります。インスタグラムの投稿では30個までハッシュタグを付けることができるため、「なんでもいいからたくさん入れる!」という考えの人もいますが、それではフォロワーは増えませんので注意です。
詳しいハッシュタグの付け方については「インスタグラムでフォロワーが確実に増えるハッシュタグの付け方」の記事で紹介しています。
フォロワーを増やすならターゲットにちょっと人気のあるハッシュタグを使うが大切です。
投稿に埋め込みできる「位置情報」はインスタグラム内の検索結果のタブの切り替え部分に「場所」という部分に表示されます。
これは店舗を持っている企業によくおすすめしているマーケティングなのですが、投稿に位置情報を入れることで地名でインスタグラム内で検索する地元の人や旅行者の目に入る可能性があります。特に地元に特化した企業の投稿には絶対入れましょう。
投稿内容に関係がなくても第三者のインスタグラムアカウントを紐づけることが出来ます。なぜ認知度の高いアカウントにタグ付けをするかというとタグを付けると相手の投稿一覧の「タグ付け」の部分に表示されます。そうすると認知度の高いアカウントをフォローしている人が企業の投稿を発見してシェアしてくれたり、彼らのフォロワーさんがタグ付け部分を確認してフォローしてくれることもあります。
ハイライトとは24時間で消える「ストーリー」の中でも残しておきたいものだけをまとめることが出来る機能です。なぜハイライトが大切かというと第三者が企業アカウントに訪問した際に1番初めに目につくのは「名前」「アイコン」「プロフィール文章」「ハイライト」のエリアだからです。
目に付く場所だからこそ、このハイライト部分を作り込むことで初めて訪問した人が「あっ、このアカウントは〇〇な配信をしてるんだ」と一目で理解してもらうことが出来ます。
投稿内容がある程度統一感が出てきて、フォロワーが少しでもいいねやコメントなどアクションが生まれるようになったら「フォロワーさんに助けてもらう行動」を意識したインスタグラム運用をするとフォロワーが増えます。色々な方法がありますが、今回は1番わかりやすい相手にも負担がない「ストーリーで紹介してもらう方法」を紹介します。
1番紹介してもらいやすいのはフォロワーやターゲットになる人の投稿写真をDMで確認した上で企業のアカウント内で紹介することです。投稿は簡単に第三者でも自分のストーリーにシェアすることが出来るので手間が相手にかかりません。またリポストを使う場合は投稿に削除しない限り永久に投稿一覧に残るので嫌がる人も多いですが、ストーリーなら24時間で消えるので気軽にシェアしてくれる人が多いです。
また、最近では投稿ではなく企業側もストーリーでフォロワーやターゲットになる人の投稿情報をタグ付けしてシェアし、そのストーリーをスクリーンショットしてアップして紹介するような動きもよく見られます。
この方法はフォロワーさんにお願いする形になるので拡散してもらえない場合もあります。そんな時は自発的にフォロワーになる可能性があるターゲットに働きかける必要があります。その方法で1番よく使われるのが「イイネ周り」です。
インスタグラムに関する書籍にもよく「イイネ周り」を毎日しましょう!と紹介されていますが、なぜイイネ周りが大切かというとインスタグラムでは先ほど紹介した「ハッシュタグ」から投稿が発見される認知方法と自らターゲットになる個人のアカウントの投稿にイイネを押して認知活動をする2つの方法が認知度がない企業アカウントでもできるフォロワーを増やす基本的な方法だからです。
ですが、注意点として1日でイイネが出来る数が限られています。
具体的な数字は公開されていませんが、弊社の経験だと1日300前後がベストです。それ以上超えると違反行為として数時間イイネやコメントをすることが出来なくなってしまいます。この違反行為の頻度が多いとアカウント停止になってしまうこともあるので注意してください。
毎日1日300前後イイネした場合、どれくらいのフォローバックがあるのかは運用してるインスタグラムの作り込みで変わりますが、ある程度作り込んでも3-5%前後という場合が多いです。なので、1ヶ月毎日イイネ周りすると100人くらいはフォロワーは増える計算になります。もちろん投稿内容が素晴らしかったり、ターゲット層の母数が多い場合はもっとフォロワーは増える場合がありますし、逆に投稿内容が粗末だと全くフォロワーは増えません。
イイネ周りするアカウントに関しては投稿に関連のあるハッシュタグを使っているライバル企業をフォローしているアカウントに対してイイネ周りをするのが効果的です。
もし「投稿も作り込んで完璧だけどイイネ周りをしている時間がない」という方は有料サービスを利用してフォロワーを増やしましょう。
有料でフォロワーを増やす方法は大きく「広告」と「インフルエンサーに依頼」の2つありますが、多くの方が知識もなしで取り組むため効果が出ないことが多いので有料でフォロワーを増やす場合はしっかり準備してから取り組みましょう。
インスタグラムの広告は親会社のFacebookの広告管理ページ内で作ることができ、誰でも簡単に広告が6つ用意されていますが、今回はInstagram広告で最も基本的な広告フォーマットとなっている「写真広告」を紹介します。
「写真広告」は投稿の右下に広告のボタンがあり、このボタンを押すだけで広告管理画面にアクセスすることが出来ます。注意点としては広告に使う画像に文字入れをしている場合はテキスト要素は最大20%までと決まっています。テキスト要素が多ければ多いほど、リーチできる数が制限されてしまうと言われていますので注意しましょう。
また、インスタグラムの広告はCPM、CPC、CPV、CPIの4つの課金システムがあります。広告の上限金は入稿する前に設定ができるので、ご安心ください。
CPMとはCost Per Milleの略で、広告が1000回表示されるごとに課金される仕組みです。
CPCとはCost Per Clickの略で、広告をクリックするごとに課金される仕組みです。
CPVとはCost Per Viewの略です。動画広告に適用される課金システムで、動画が10秒以上視聴されるごとに課金される仕組みです。
CPIとはCost Per Installの略です。アプリ広告に適用される課金システムで、アプリがインストールされるごとに課金される仕組みです。
認知度のあるインスタグラマーの投稿を見ていると企業とタイアップして企業のサービスや商品を紹介している場合がありますが、あれは企業がPRとして依頼していることが多いです。最近ではステマにならないようにPRと入れている人もいます。
確かにインフルエンサーであるインスタグラマーにPRを依頼すれば効果が出る可能性はありますが、全く効果が出ない場合も多々あります。
その理由はフォロワーはインフルエンサーの彼らに興味があるだけで、別に彼らがPRするサービスや商品は興味がないからです。もちろん認知としてはありかもしれないですが、企業側のインスタグラムアカウントがしっかり作り込まれてないとアカウントにアクセスされても、フォローはもちろん、購買にも繋がらないです。
よくブログでも「インフルエンサーに依頼したのに全く効果がなかった!」と書いてる人もいますが、その多くの原因は「インフルエンサーの見極め」と「企業側のインスタグラムの準備不足」です。間違っても数十万人のフォロワーを抱えているインフルエンサーだから結果が出ると甘い考えは捨てましょう。
ですが効果が全くない!というわけではありません。インフルエンサーの彼らが投稿している内容と企業の内容が一致し、企業側のインスタグラムのアカウントも作り込んでいれば想像以上の効果が出ますよ!
企業の方にインスタグラム運用に関する相談を受けると毎回「すぐに効果があるわけじゃないから、そこまで時間が取れないので自動ツールを使いたい」とおっしゃる方がいますが、自動ツールは絶対ダメと止めています。何度でも言います、絶対ダメ。
また偽の「いいね!」、フォロー、コメントを生み出すサードパーティアプリはInstagramのコミュニティガイドラインと利用規約にも違反します。引用元:Instagramコミュニティガイドライン
Googleで「インスタグラム 自動ツール」など検索すると「あなたの代わりにロボットが自動でいいね、フォロー周りをします」と書いてあるホームページが多いですが、これらの自動ツールの行為はインスタグラムは違反行為としています。
しかも、年々厳しくなっているので僕が調べた中で効果がしっかりある自動ツールは存在しません。もしかしたらめちゃくちゃ高額の自動ツールなら効果あるかも?と思いましたが、その場合は日本で問題にもなったLIMのように手動で中の人がやってると予想されます。
どちらにしてもどんな理由であれ、他のアカウントの投稿に自動でいいね!をしたり、自動でコメントをしたり、自動でフォローをするようなツール(サードパーティアプリ)を利用するのは規約違反なので絶対使わないでください。
次にやりがちなのが「プレゼント企画」です。これは違反と知らずにやってる企業が多いのでしっかり読んでください。
「いいね!」やフォロー、コメント、その他の関わりの見返りとして現金や現金に相当する景品の提供を申し出ることは、禁じられています。引用元:Instagramコミュニティガイドライン
2020年にインスタグラムのガイドラインに変更がありました。簡単にいうとプレゼント企画を開催し、「いいね」や「フォロー」を求める行為が違反行為になる場合があるという内容になります。もし違反と認められてしまうとハッシュタグに表示されない「シャドウバン」や突然のアカウント削除などありえます。
AIが監視しているので、もしプレゼント企画をする場合は本文などに「いいね」や「フォロー」は要らないです!フォロワーの人たち、いつもありがとう!みたいな感じで書いておくと大丈夫かもしれないですが相手はAIなので極力プレゼント企画をインスタグラム内でやらないがベストです。
個人だろうが企業だろうががインスタグラムのフォロワーを増やす場合、近道はありません。地道にやるしかありません。
ですが、効率的にフォロワーを増やす方法は紹介した4つのポイントをしっかり押さえて運用すれば1年後には結果は確実に出ています。1年も!?と思った方は諦めてください。勉強にしても仕事にしても数ヶ月で結果が出るものは少ないのと同じで、インスタグラムも結果が出るようにするためには時間と継続が必要になりますので継続してインスタグラムを運用していきましょう。
Copyright © NY Index All Rights Reserved.