ポストコロナ時代に企業がインスタグラムを絶対運用しないといけない理由

インスタグラム

2021年02月14日(日)

コロナウイルスの影響で多くの企業が今まで無視してきた「SNS」を無視できない時代に強制的に変わりました。

その理由は2つあり、コロナ禍になってからは実店舗(オフライン)で商品を購入する人よりオンラインで商品を購入する人が増えたのと家時間が増えたことでインターネットを利用している時間が伸びたことでネット上のコンテンツをうまく配信している企業は認知が広がり、逆にコンテンツがネット上にない企業は今まで以上に目に届かない時代になりました。

本記事ではポストコロナ時代に企業がインスタグラムを絶対運用しないといけない代表的な3つの理由をまとめました。

企業がインスタグラムを運用しないといけない3つの理由

過去5年間のSNSの利用率が書かれたグラフの写真

FacebookやTwitterなどのSNSが多くの人に利用され始めた時は利用者層の多くがネットリテラシー(インターネットを適切に使いこなす能力)が高い人が使っていたため、消費者の多くの人がSNSから情報を探すことは少なかったですが、2018年に株式会社ICT総研が調査した「SNS利用動向に関する調査」の結果データによると、SNSの利用者数は年々増加しており、2020年末には利用者数は7,937万人、ネットユーザー全体に占める利用率は78,7%に達する結果が発表されていました。ですが、あくまでこのデータは2018年に過去のデータを参照に作られたグラブデータになり、「コロナウイルス」の影響で利用者数はさらに右肩上がりになっているのは間違い無いです。

10代、20代のSNS利用率をデータ化したグラフの写真

noteで約3万人のフォロワーを抱える、データ調査のプロ「それちょう」が調査した調査では、インスタグラムは全年齢でLineの次に利用者が多いSNSという結果が出ています。

なぜ数あるSNSの中でインスタグラムが人気なのでしょうか?

  • 1:ユーザーの行動が変わった
  • 2:企業の情報に興味を持つユーザーの増加
  • 3:思い入れがある商品は必ず売れる

その理由は大きく3つあるので、それぞれ詳しく紹介します。

ユーザーの行動が変わった

まず1番大きな理由は「ユーザーの行動が変わったこと」です。

昔の若い子の楽しみって買い物やカラオケ、今はセルフィーなんですよ。SNSに写真をアップするのがライフスタイルの1つになっている」と続ける。だから、ビジュアルで個人ユーザーがリアルに使っているモノが分かるのだと。「一昔前ならGoogleで検索して化粧品のランキングを見ていたが、いまは見ません。結果にウソが多いのも若い子は知っている。自分が使っている化粧品が良くなくても、(ネットの)評価がいいと『ウソだな』と思う。Instagramは個人がやっているからウソがない

2016年3月03日に「B Dash Camp 2016 Spring in Fukuoka」にてinstagramで人気を集めるGENKINGさんがステージで話してることが当時は興味深かったのですが、コロナ禍ではまさしく彼女が発言した内容はどんどん現実味を帯びています。また、次に紹介する「企業の情報に興味を持つユーザーの増加」でも紹介していますが、個人ユーザーも企業との接点を当たり前に持つのが当たり前になった時代ではなおさらGoogleの検索結果の情報は信頼できないと感じる人が増えています。

B Dash Camp 2016 Spring in Fukuokaのイベント風景写真

この記事が公開されてから5年以上経ちましたが、市場調査メディアホノテが2020年に新成人500人に調査を実施したところ、インスタグラム利用者率は4年間で2.7倍と他のSNSでは見られない伸び率を記録したと発表されました。さらにコロナの影響から今後はさらに利用率が上がることが予想されます。

2020年スマートフォンでの情報収集に関する定点調査のグラフ画像

また、Glossom株式会社が「2020年スマートフォンでの情報収集に関する定点調査」によると20代だけでなく、他の年代も利用率が増えており、注目するのは30代、40代、50代の利用率が大きく伸びているところです。実際にスキンケアや旅行や節約といった30代、40代、50代が興味があるコンテンツを配信しているアカウントがコロナ禍の間に増えています。

実際にどのようにインスタグラムを活用して情報を検索しているかは「企業がビジネスとしてインスタグラムを活用するための「インスタの使い方」」の記事で紹介していますので、合わせてお読みください。

企業の情報に興味を持つユーザーの増加

2020年スマートフォンでの情報収集に関する定点調査のグラフ画像

Glossom株式会社が「2020年スマートフォンでの情報収集に関する定点調査」によると企業のSNSの投稿に対して反応するユーザーは年々増えています。つまり、多くのSNSユーザーが企業との接点を”持ちたい”もしくは”持つことに抵抗がない”のが現状です。逆を言えば、普段から企業のSNSと接点を持つことが当たり前になっている現状で「SNSを運営してない企業=安心感がない」と感じるユーザーが多いです。

ホームページをまだ企業が持つのが当たり前ではなかった数十年前でもホームページがあるだけで安心感があった感覚と近いです。また、仮にSNSのアカウントを作っていても放置していれば更新情報がない企業ホームページに魅力を感じないのと同じ感覚を持つ消費者もたくさんいます。

つまり、企業がSNSを運営するなら未来のお客様になるフォロワーさんが求める情報を投稿しながら、企業が持つ理念や強みもストレスに感じさせないように投稿する必要があります。

その中でもインスタグラムはコンテンツ(情報)を綺麗に管理できるだけでなく、他のSNSにはない通販機能やライブ配信機能など売り上げに直結する機能やフォロワーさんとの親近感を近づける機能を実装しているので多くの企業が活用しています。

思い入れがある商品は必ず売れる

インスタグラムは更新頻度が高いほどフォロワーさんとの接点が増えます。例えばライブ配信機能を使えば、実際に商品やサービスを開発しているオーナーや職人さんと実際に購入する個人ユーザーの人との密な接点を作ることができます。今まではホームページ書いてある文字から背景を読み取らないといけなかったですが、リアルタイムで背景をシェアできるSNSでは企業側の思い入れをしっかり伝えることができます。

これは過去の時代の変化を追うとイメージがしやすいです。例えば昔は雑誌やTVしか情報を収集できる媒体がなかったですが、インターネットが普及したことでホームページを中心に情報を収集する時代に変わり、それが今の時代ではSNSを中心に情報を収集する時代に変わりました。

この時代の変化とともに今までは高額な費用を払わないと商品を紹介することが出来なかったので思い入れがなくても元々情報配信してる企業が少ないため、資本がある企業の商品が売れていましたが、無料のSNSが登場したことで資本がなくても企業の思いがしっかり届く時代になりました。また、消費者側も「無駄にたくさんの必要のない低価格の商品やサービスを購入する時代」から「本当に自分に必要な思い入れが詰まった商品やサービスを購入する時代」に変化したのも大きな変化です。

つまり、ライフスタイルの中で持っているものも「数」から「質」に変化し、本当に自分自身に必要な商品やサービスだけを持ちたいと考える人が増えたということです。

企業が売り上げに繋がるインスタグラムを運営するには?

「インスタ映え」と「情報映え」の違いを紹介した画像

今からインスタグラム運用を考えている企業や今現在インスタグラムを運用してるけど効果が感じれない企業の多くが「インスタ映え」するアカウントを運用しようと努力していますが、インスタ映えだけするアカウントでは売り上げに繋がるインスタグラムアカウントに育てることはほぼ不可能です。

なぜなら個人ユーザーは綺麗な写真が見たいのではなく、企業が販売している商品やサービスを利用することで自分自身のライフスタイルがどのように変化するのかに興味があるからです。例えばスキンケアのアカウントを例に言うとインスタ映えする写真だけアップしても興味はありませんが、その商品が高齢者であるオーナー自身が同じ悩みを持つ高齢者の方に効果があるように考え抜いた成分が含まれていて、実際にそのスキンケア商品を使った同年代のユーザーが肌問題を解決した情報があれば興味を持って購入します。少なくともインスタ映えしてる写真をアップすれば商品が売れるということは100%ありません。

このように「インスタ映え」ではなく、フォロワーに商品の魅力を伝えるには「情報映え」するインスタグラムを運用しないといけないのですが、多くの企業はフォトグラファーや画像編集にお金をかけて、「インスタ映え」する投稿をするため「お金」と「時間」をたくさん使っているのに効果が全く出ない現象が起きてしまいます。

何度も言いますが大切なのは「インスタ映え」ではなく「情報映え」です。

詳しい「情報映え」するインスタグラムのアカウントの運用方法については「企業がビジネスとしてインスタグラムを活用するための「インスタの使い方」」の記事で紹介していますので、合わせてお読みください。

インスタグラム運用代行会社って相場はいくらくらい?

インスタグラムを運用したいけど知識がなかったり、時間がなかったりする方は「インスタ代行サービス」を利用しますが、多くのインスタ代行サービスは「インスタ映え」するアカウントを育成することばかりに力を入れる為、売り上げに繋がるアカウントにはなりません。もちろん全てのインスタグラム運用代行会社が効果がないとは言えませんが、効果を実際に出すインスタグラム運用代行会社は1ヶ月数十万円の代行費が必要になりますし、広告費も多く取る必要があるため中小企業がそれらのサービスを利用するにはハードルが高いです。

例えば「東京メトロ」や「テレビ東京」や「AVEX」などの大企業のSNSを代行している会社「tete marche」の場合は「初期費用40万円~、実施費用85万円~/月」で代行サービスを請け負っています。もちろん1ヶ月で結果などまず出ないので1年の期間を考えると1年で最低でも1060万円はかかる計算になります。

もちろん他にも格安の代行サービスを提供している企業もありますが、事例などがない所ばかりなので代行費が安くても効果がないケースが多いです。

弊社では2021年からインスタグラム代行サービスを立ち上げた為、実績を作るために期間限定で格安でインスタグラム代行サービスを提供しています。もしインスタグラム代行サービスに興味がある企業の方は「情報映えインスタグラム代行サービス」の特集ページを確認の上、お問い合わせください。

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