「保存数」がインスタグラムのフォロワーを増やす最大のコツな理由
インスタグラムで集客をする場合は「ハッシュタグ」からの集客がメインですが、ハッシュタグのキーワード検索上位に表示させるためには「イイネ数」よ
2021年1月11日
「企業インスタグラムのフォロワーを増やす4つのコツと絶対やってはダメな運用方法」の記事の中でハッシュタグを使ってフォロワーを増やす方法を紹介しましたが、今回はさらに細かくハッシュタグをどう選ぶのが効果的なのかを紹介します。
投稿内容に力を入れすぎてハッシュタグを適当につけてしまう人がいますが、インスタグラム上ではハッシュタグからの集客が主になるので絶対適当に選ばないようにしてください。
ハッシュタグとはインスタグラムの投稿本文によく記載されている「#(ハッシュタグ)」のことを言います。このハッシュタグはFacebookやTwitterでも利用されていますが、他のSNSと異なりインスタグラムはハッシュタグから情報を検索するのが主流になっているので集客がしたい人は絶対無視できない機能の1つです。
もう少しイメージしやすくいうとGoogleで何か検索するときに窓口にキーワードを打ち、該当するものが一覧で表示されますが、インスタグラムのハッシュタグも同じ効果を持っています。
広告メディア事業を展開する株式会社サイバー・バズが10代~40代の週1回以上Instagramを軌道する女性、各52名に「Instagramにおいてハッシュタグ検索をしますか」(単一回答)と尋ねたところ、全体で61.5%が「検索する」と回答し、20代が82.7%と最も高い数値となり、30~40代と比較すると若年層の検索率が高いことがわかりました。
このことからもハッシュタグ検索はユーザーの購買行動に大きく影響していると言えます。
ハッシュタグで何か検索してみると「トップ」と「最近」の2つのタブがありますが、「トップ」に掲載されるためには「イイネ数」「コメント数」「保存数」が影響していると言われていますが、これも公式には発表されていないのでわかりません。ですが、今までの実績から(「イイネ数」「コメント数」「保存数」)÷フォロワー数と考えるといいかと思います。
または「イイネ数」「コメント数」「保存数」もランクがあり、「コメント数」「保存数」>「イイネ数」が有力だと言われています。
なので、もしあなたの投稿のは「イイネ数」「コメント数」「保存数」が多ければ狙っていたハッシュタグの「トップ」に掲載することができます。これはGoogle検索結果で上位に表示されているものほどクリックされやすいのと同様にインスタグラムでも「トップ」の上位に表示されればされるほどフォロワーが増える仕組みです。
また、ハッシュタグ自体をフォローすることも出来るのでニューヨーク好きの方が「#ニューヨーク」の投稿をチェックしたいと思ったら「#ニューヨーク」をフォローして関連情報を集めているユーザーもたくさんいます。
フォロワーを無駄に増やしたくないユーザーはハッシュタグをフォローしてることが多いので、企業アカウントがフォローされていなくてもハッシュタグからあなたの投稿を届けることが可能です。
実際にハッシュタグをどのように選別するとフォロワーが確実に増えるハッシュタグが見つかるか紹介します。フォロワーが確実に増えるハッシュタグを見つけるためには3つの注意点に注意しながら探しましょう。
インスタグラムは1つの投稿に30個まで、ストーリーはハッシュタグスタンプは1つまでですが、文字入力でハッシュタグを作れば複数のハッシュタグを使えます。
投稿の場合は30個までハッシュタグを付けることが出来ますが、関連性のないハッシュタグを付けてしまうとインスタグラム内では投稿内容がぼやけて見えてしまい、その結果上位に表示はされません。確かに30個入れた方がその分、ユーザーが訪問する可能性が上がりますが、無理矢理30個付けると逆効果になります。
また、オリジナルのハッシュタグや本文をハッシュタグを使って文章のように使ってる人もいますが何か意図があるなら使ってもいいと思いますが、ただブランド名で広げたいとなるとどれだけ関連性があってもオリジナルのハッシュタグは多くの人は付けないので投稿に関連性のあるハッシュタグだけを選びましょう。
関連性のハッシュタグを探す場合は「作業効率を一気に上げるインスタグラム運用のおすすめ便利アプリ・ツール11選」の記事内で紹介した「taglike」のツールを利用すると関連性のあるハッシュタグが簡単に見つかります。
先程のtaglikから関連性のあるハッシュタグが見つかったら次に実際にインスタグラム内でどれだけ使われているか調べます。大体ボリュームを見るときは4つに分けています。(ボリュームの数はインスタグラム内でハッシュタグを検索する際にキーワードの横に表示さる数字です)
使うハッシュタグについて書きます。(1)の超ビッグタグは大勢の人が毎日使うハッシュタグなのでアクティブなのですが、実際に投稿しても他の多くの方がすぐに同じハッシュタグを使って投稿をするので、あなたの投稿はすぐに埋れてしまいます。なので、(1)ばかりのハッシュタグを使ってもハッシュタグからの集客は期待できないので避けましょう。
自社で運営する「旅人(TaBiTO)」のハッシュタグ選定を行った際のエクセルデータの一部になります。僕の場合はターゲットになりうるカテゴリを抽出し、そこでの人気ハッシュタグを一覧にしてから(1)が3個、(2)が8個、(3)が10個、(4)が2つで残りの10個は投稿内容に合わせてハッシュタグの人気度を検索して使っています。注意するのは100以下のハッシュタグは使わないことです。需要がないハッシュタグでトップにのっても意味がありませんので、ハッシュタグを探すときはボリュームまで必ずチェックしましょう。
最後にtaglikeでは見つけることが出来なかった「リアルに使われているインスタグラム内で使われているハッシュタグ」の検索方法について話します。
その方法は利用したいハッシュタグの検索結果「トップ」に掲載されているアカウントの投稿文章で使われているハッシュタグを使うことです。
例えば旅行といっても色々な目的があるため、それぞれハッシュタグの一部が異なってしまいますが、逆に考えると投稿内容が類似していて、なおかつトップに掲載されている投稿のハッシュタグはアクティブなハッシュタグが多いので、調査後に実際にどれくらいのボリュームなのかを調べます。
すでにフォロワーを多く抱えているから「トップ」に掲載されるアカウントもありますが、中にはフォロワーが少ない状態でもハッシュタグの選定が良くて「トップ」に掲載されているアカウントもあります。
冒頭でも書いたようにインスタグラムではハッシュタグからの集客が主な集客口になるので、インスタグラムを活用してビジネスを展開しようと考えている企業は投稿画像を作るのと同じくらいハッシュタグの選定には時間を使わないといけません。
特に記事内で紹介した「超ビッグタグ、ビッグタグ、ミドルタグ、スモールタグ」の使い分けルールを守って効果的なハッシュタグを見つけてください。
2013年にニューヨークに移住し、起業。ニューヨーク観光や海外ファッション関連のブログで収益を上げるWebメディアを運営しながらアフィリエイトブロガーとして8年活動したのち、今現在はメディアで学んだ読者が求めるコンテンツを作る「情報映えコンテンツ」を軸にしたマーケティングのお仕事を行なっています。
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