超高級中古ブランド販売企業にインスタ投稿の提案をしてみた

コンテンツ作り

2023年02月04日(土)

超高級中古ブランド販売をしてる会社からインスタグラムのコンテンツ提案依頼がありましたので、実際にどんな提案をしたか紹介します。

今回は超高級中古ブランド販売をしてる会社で彼らの差別化要素として世界に数本しか存在しない超高級ブランド品を取り扱っており、今回はターゲットとなるユーザーにリーチできる投稿を作りたいとのことでした。

超高級中古ブランド販売企業にインスタ投稿の提案

ターゲットは高級ブランドの中でも人が持ってない入手難易度が高い商品が好きなユーザー層。今現在は50代以上のセレブな女性のお客様が多い。

ターゲットとなるユーザーが欲しがる情報は色々ありますが「承認欲求が満たされる理由がわかる情報」「本物と信用できる情報」の2つの情報は刺さりやすいので、この情報をうまく活用したコンテンツを作ることにしました。

承認欲求が満たされる理由がわかる情報

「レア度」や「権威性」を伝えることで、商品を手に入れた時に得られる承認欲求を相手に伝えることができます。承認欲求から生まれる特別感は誰もが大好き。

例えばヴィンテージのシャネルのバッグなら当時の発売日や現在の販売価格や誰が持っているかなどの情報をまとめることで承認欲求が満たされる理由が伝わるコンテンツを作ることができます。また、著名人が持ってる場合は着用画像を共有することで「〇〇さんが持ってるなら欲しい」のような形で購買欲求を刺激することもできます。

本物と信用できる情報

商品を買い付けしているバイヤーの人がなぜその商品を買い付けしたのかを買い付けまでのストーリーをコンテンツ化することで本物と信用できる情報を伝えることができます。

海外の店舗やオークション会場から商品を仕入れる場合は「商品との出会い」から「商品買い付け」までのストーリーが存在します。従来はバイヤーの活動風景を見せることはありませんでしたが、情報の透明化が当たり前の時代ではいかにストーリーを伝わりやすいようにコンテンツ化するかが大切です。伝えやすくする方法としては写真や動画で買い付け風景を伝えたり、詳細を書くことで信用を高めることが出来ます。

この2つの情報からコンテンツを考える上での注意点としては商品自体にファンが集まる提案の場合、その商品が売れてしまったら価値は残らないですが、バイヤー本人にファンが集まる提案の場合はバイヤーにファンが集まるので別商品を売るのもハードルが下がります。

商品が持つストーリーは誰でも情報さえあれば書けますが、個人が経験したストーリーは個人しか書けないからこそ価値がある。

特にこれからAiによって情報が無限にワンクリックで作れる時代では「あなただから作れるコンテンツ」しか価値がない時代に入るので今から対策しておくのは良き。

こんなインスタ投稿の提案はいかがですか?

最後に具体的にどんなコンテンツを僕なら提案するか紹介。僕なら「世界で○個の〇〇を買い付け裏話」というコンテンツを提案する。

この提案は「高額商品になるので信用度をできる限り高く持つこと」を目的にしていて、この投稿では「商品が高額である理由」と「入手難易度の高さ」を見せるために商品の詳細と買い付けまでのストーリーをバイヤーの人にインタビューをして投稿コンテンツにする提案です。この投稿によってターゲットの購入判断のハードルを下げることが期待できるだけでなく、バイヤー本人にファンをつけることが出来ます。

また超高額商品は必ず高額になったストーリーが存在するのでコンテンツとして作りやすいですし、超高額商品のみ陳列することでフィード一覧も情報の統一か&差別化できるのでターゲット層に刺さりやすいアカウント設計ができます。

世界で数個しかない商品のストーリーが読めるインスタのアカウントって面白くないですか?

この提案内容ならインスタ以外のコンテンツとして使うこともできますし、今後を考えてもゴミにならないコンテンツなので作って損はないです。


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