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KGIとKPIの違いわかる?KGIとKPIの基礎知識とKPIツリーの設定方法を解説

2021年2月6日

マーケティング戦略を考える上で「KGI(目標)」と「KPI(指標)」は必ず必要になる指標です。このKGI(指標)とKPI(指標)はどんな業界・業種でも必ず必要になりますので本記事を読んで基礎知識とKPIツリーの設定方法を紹介しますので実践してください。

KGIとKPIの基礎知識

まずはKGIとKPIの基礎知識を今からマーケティングを勉強人向けにわかりやすく紹介します。

KGIとは?

KGI(Key Goal Indicator)とはビジネスの最終目標を定量的に評価できる指標です。重要目標達成指標とも呼ばれます。売上高や成約数、利益率などがそれに当てはまります。

KGIは「重要業績評価指標」以外にも「経営目標達成指標」などとも言われており、企業の経営戦略やビジネス戦略を達成するうえで何をもってゴールとするのかを定める指標のことを言います。なので、KGIを設定する場合は漠然とした目標を作るのではなく、達成できたか否かを客観的に判断できる具体的な数値を伴うものとして設定することで効果的なKGIを設定することが出来ます。

KGIを具体的に設定する場合は「売り上げを上げる」や「顧客満足度を上げる」ではなく「既存顧客へのメールアンケートで満足度90%を獲得」のように具体的な設定をします。

KPIとは?

KPI(Key Performance Indicator)とはKGIを達成するための各プロセスが適切に実施されているかどうか定量的に評価するための指標です。セッション数やクリック数など指標は無数にありますが、その中で適切な指標を設定することが重要です。

KPI(Key Performance Indicator)は企業における目標の達成度を評価するための「重要目標達成指標」とも言えます。KPIを設定する際はKGI同様に具体的な数値を使うのですが、KGIにしっかり繋がる指標になっているかという点がポイントです。「KPI」は最終的な目標になるKGIの「過程」というとイメージしやすいと思います。

まとめるとKPIが「過程」を見る指標であるのに対し、KGIが「結果」を見る指標になります。

KPI設定時の注意点

  • 1:定量化できる指標を設定する
  • 2:KGIに繋がるKPIを設定する
  • 3:施策で改善可能なKPIを設定する

具体的にKPI設定時の注意点を3つのポイントに分けて紹介します。

1:定量化できる指標を設定する

KPIだけに限らずKGIを設定する時にも共通するのが「定量化できる指標」を設定することです。「定量化できる指標」にすることでマーケティングが効果的なのか判断できたり、一緒に仕事をしている仲間がどんな目標に対して動いてるいるかなどの意思疎通にも使えます。逆に「定量化できる指標」担っていなければメンバーの間で認識のズレが生じ、KGIを達成することは出来ません。

例えば「ユーザーに満足してもらう旅サービスを作りたい」といった目標の場合は「ユーザー満足度=実際にサービスを利用した人の評価平均点数」などを定量化できる指標にすることで具体的なKPIを作ることが出来ます。

2:KGIに繋がるKPIを設定する

KPIが「過程」を見る指標であるのに対し、KGIが「結果」と先ほど紹介しましたが、KPIを設定するときにKGIに繋がる内容でなければビジネスとしては成立は100%しません。KPIは過程になるため、例えば旅行代理店のKGIが「売り上げ」の場合、旅行代理店が運営しているメディアの滞在時間が長くても売り上げには影響はしないので「メディアでの滞在時間」をKPIにするのは間違っています。この場合は「資料請求の数」や「来店数」などがKPIになります。

3:施策で改善可能なKPIを設定する

KPIを設定する上で「改善」は非常に大切になります。時代の変化や消費者の変化から設定していたKPIをどうしても変更しないとKGIに到達することが難しいことはよくあります。KPIを設定する時は改善が当たり前と意識した上で定期的に検証できる内容で設定しましょう。

KPIツリーとは?

旅行代理店を例にしたKPIツリーの画像

KPI設定時の注意点にて「KGIに繋がるKPIを設定する」について紹介しましたが、この際に使えるのが「KPIツリー」です。KPIは複数の指標をつなげてKGIに達成するための「道」を作る指標のことをいい、この指標のことを「KPIツリー」とマーケティング業界ではいいます。KPIツリーを作ることでKGIを構成する要素を分解して施策を実行可能になるまでレベルを落としたKPIを洗い出すことができます。

先ほどの旅行代理店の場合は上の図のように「売上の向上」のトップから「訪問者アップ」「単価購入アップ」のように「KGI」を達成するためのKPIを分解をしていきます。

まとめ

KPIが「過程」を見る指標であるのに対し、KGIが「結果」。これだけ頭に入れて指標を作るだけでも出来上がる指標のクオリティーは全く異なります。また、KGIとKPIの関係を明確にするためには「KPIツリー」を作るのは大変大事な作業ですが、KPIツリーはKGIがあってこそ役に立ちます。

だからこそ、KGIとKPIの区別をしっかり理解した上でビジネスに効果的なマーケティング戦略を練り上げてください。

この記事を書いたのは、

2013年にニューヨークに移住し、起業。ニューヨーク観光や海外ファッション関連のブログで収益を上げるWebメディアを運営しながらアフィリエイトブロガーとして8年活動したのち、今現在はメディアで学んだ読者が求めるコンテンツを作る「情報映えコンテンツ」を軸にしたマーケティングのお仕事を行なっています。




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